認知機能検査

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1月に植えましたプリムラジュリアンです。

今年の誕生日で満75歳になります。現在も車の運転は行っています、便利なものですからなかなか免許を手放すことが出来ません。しかし最近頻発する高齢者ドライバーによる凄惨な交通事故のニュースを聞く度、免許は返納した方が良いのではないかと内心苛まれるのです。私の家は最寄りの駅まで10分位で、買い物は徒歩で10~15分圏内にスーパーが2店舗、ドラックストアが1店舗有り比較的恵まれた環境で、車無しでも生活に支障はないと思います。ところが車は便利なものですからついつい何処へ出かけるのにも使ってしまいます。自身の体力が最近衰えたと感じることもなく、健康診断の結果も異常は見つかっておりません。車の運転に対する不安は無いと言ったら嘘になると思いますが、体力的には問題なさそうなことと、趣味で園芸をしているのですが、花屋さんまでが少し遠いのと、園芸用の土の購入と廃土の処分に車が無いと不便であると言った単純な理由で、悩みましたがもう一度免許の更新をすることにしました。

75歳以上で運転免許の更新をするには高齢者講習終了証明書の取得が必要です。この講習がどのように進められたかを書いてみます。去年の11月に県公安委員会から認知機能検査、高齢者講習のお知らせのはがきが届きました。今回の講習お知らせのはがきを見て一瞬緊張が走りました。認知機能検査の結果が3ランクに分かれており、76点以上の場合は2時間の高齢者講習に進むことが出来、49点~75点の場合は3時間の高齢者講習に進むことが出来ます。48点以下の場合は医師の診断を受けることになり、その結果認知症と診断された場合は免許の取り消し等の対象となる厳しい判断が示されていました。講習会場は県下の自動車教習所で行われているので、前回70歳の時の高齢者講習を受講した教習所でお願いする事にし電話で予約しました。受講日は最短で1月19日になりますとの案内でしたので、その日にお願いすることにしました。いよいよ検査当日の日が来ました。最初に認知機能検査、高齢者講習の一般的な説明が行われ受講者は16名で、私も含めて他の受講者の皆さんも緊張されているのがひしひしと感じ取れました。それは多分48点以下の場合は次の高齢者講習に進めず、医師の診断を仰ぐか、免許の更新を断念するかの二者択一を迫られるからではないかと思います。検査開始で検査時間は30分あっという間に検査終了です。採点の間、待つこと30分で結果の発表です。私は幸運にも76点以上で2時間の高齢者講習に進むことが出来、視力検査、教習所コースの実車走行も問題もなく済み、無事高齢者講習終了証明書を取得する事が出来ました。高齢者ドライバーの交通事故を無くす為には現在の検査よりもっと厳しくした方がいいと言われる方も多いかと思いますが、運転の問題はドライバー1人1人の技量、健康状態、体力によっても変わってくると思いますので、認知機能と合わせて総合的に判断する事が大切ではないかと思います。私はこれで3年間、車に乗ることが出来るのですが、まずは安全第一の運転を心がけ無事故、無違反のドライバー生活で有終の美を飾りたいものです。