金正日花(キムジョンイルばな)?

最近購入しました球根ベコニアフォーチュンです。

 

5月に入り趣味の園芸は春の花から夏の花に替える季節になってきました。我が家では春の花パンジービオラ、スミレ、マーガレットが咲き乱れており、これらの花を取り除いて夏の花に植え替えるのは、悲しいのでもう少し様子をみようと思っています。そんなある日いつも行く花屋さんに、新種のベコニアが店頭に並んでいました。ベコニアは夏の花の定番で我が家でも毎年沢山植えています。ベコニアは多年草で、育て易い花で開花時期が長く、冬の寒さ(雪、霜)対策をしてやれば1年中咲いてくれます。今日この店で初めて見る新種のベコニアは多年草ベコニアより数倍もある大輪の花で、とても綺麗で花の色も多年草ベコニアより1色多く赤、白、ピンク、黄色で迷わず4色全て購入しました。一般的によく知られ、安価な花の苗には取説(花の名前、花の開花時期、水、肥料のやり方、日当たりが1日か、半日陰か書いたもの)は付いていませんが、新種の花には殆んど取説は付いているのですが、家に帰って鉢植えする時に、取説が付いていない事に気づきました。花の正式な名前が分からないのでスマホのレンズというアプリを使って調べてみると、何と金正日花(キムジョンイルばな)と出て来ました。金正日氏は北朝鮮の前の最高指導者で、現在世界を騒がせている金正恩最高指導者の父親です。この花は日本人園芸家が金正日最高指導者の為に制作された花で球根ベコニアの一種であると書かれています。金正日花については、何年か前にメディアが取り上げていたことを覚えていたので、以前ここの花屋さんでこの花が入手可能かどうかを尋ねたことがあるのですが、その時の店員さんの返事はそんな花は知らないということでした。それで改めて真実を確かめるため、今回購入した花屋さんに行き正式な花名を確認したところ、この花には取説は付いていないとのことで、金正日花ではなくて、球根ベコニアフォーチュンということでした。店員さんもスマホで確認されたのですが、やはり金正日花と出て来たので、店員さんも驚いた様子でした。今回この花屋さんで購入したベコニアも金正日花も球根ベコニアで品種改良を重ねて出来たものですから、真実はどうか分かりませんが、これらのべコニヤは互いに親戚関係になるかも知れません。お花に興味のある方は金正日花でグーグル検索して、今回投稿しましたブログの写真と見比べて下さい、ほぼ同じような花に見えます。