名曲探訪

バーベナの赤です。他に白、青、ピンクがあります。いずれも押し花の材料になります。

 

去年のいつ頃だったかは忘れましたが、あるテレビ番組に出演されていた、世界的に有名なヴァイオリニスト葉加瀬太郎氏が放送の中で、子供の頃にブラームスの美しい音楽に触れた事が音楽家を目指すきっかけになったと、言われた事を記憶していました。自分はクラッシック音楽が好きで普段はベートーヴェンモーツァルト、バッハを中心に 他には主だった作曲家の作品も聴いています。ところが不勉強のせいだと思いますが、ブラームスの作品のCDは1枚も持っていなかったのです。葉加瀬太郎氏はブラームスのどんな作品に惹かれて音楽家を目指そうと、思われたのかを知りたくなり、ブラームスの音楽を聴いてみたい衝動に駆られました。たまたま普段利用している図書館に音楽CDの貸し出しコーナーがある事に気付き、本を借りにいったついでに、ブラームスのCDは置いてあるかどうか見ました。ヴァイオリンソナタが3作品、交響曲が1、2、3,4

番の4作品、とピアノ協奏曲が1、2番の2作品合わせて9作品CD枚数にして5枚あり、それらを全部借りる事にしました。自宅に帰るとすぐに9作品演奏時間にして約5時間一気に聴きました。自分は音楽家ではないので上手く表現出来ないのですが、交響曲、ピアノ協奏曲はベートーヴェンモーツァルトとは違う音楽で、圧巻の演奏で大感動しました。ブラームスは生涯交響曲4作品、ピアノ協奏曲2作品の6作品作曲していますがどれも素晴らしいのには驚きです。ベートーヴェン交響曲9作品、ピアノ協奏曲5作品、モーツァルト交響曲41作品、ピアノ協奏曲27作品生涯作曲していますが勿論名曲もありますが、そうでないものもあります。葉加瀬太郎氏が子供の頃聴かれて、音楽家を目指そうと思われた美しい音楽は確かかどうかは分かりませんがブラームスのヴァイオリンソナタかも知れません。名曲の定義ですが、それはその曲を何度聴いても飽きず聴けば聴くほど良さが分かり、心に沁みてくることではないかと自分勝手に解釈しております。そういう意味でブラームス交響曲とピアノ協奏曲は自分の名曲の定義に当てはまり、聴けば聴くほど良さが分かり、毎日聴いても全く飽きません。

最近CDショップを見かけなくなり、ブラームスのCDを購入したいと思っているのですが、図書館に2週間に一度は通っていますので、返しては借りるを繰り返しながら半年位が経ちました。5月の連休に娘が帰省してくれましたので、ネットでブラームス交響曲、ピアノ協奏曲のCD入手出来るかどうか、調べて入手出来るなら注文して欲しいと頼んだところ、すぐに調べてくれて、在庫もあるし今日注文すれば明日には届くとの事だったので注文してもらいました。翌日CDが届き、改めてネットの凄さにも驚きました。届いたCDを見ると、交響曲は指揮が カラヤンでオーケストラはベルリンフィルハーモニー交響楽団、ピアノ協奏曲はピアノがブッフビンダー、オーケストラはウィーンフィルハーモニー交響楽団でどちらも世界最高峰の組み合わせのCDで早速6曲、全部試聴してみたのですが、演奏内容がとても素晴らしく大満足でした。

葉加瀬太郎氏のテレビ出演の番組を見ていなかったら、今もブラームスの音楽は知らなかったと思います。あのテレビ番組でブラームスの音楽の素晴らしさに対する発言に感謝です。