
米国と中国の急接近ぶりには目を疑うものがあります。今年5月にトランプ大統領が訪中し、その相互訪問として習主席が訪米しました。年内に後2度2人の会談が予定されており、米中間の緊密ぶりが伺えます。そして今回の習主席の訪米は異例中の異例で、トランプ大統領が自ら空港まで出迎えに行く最高の持て成しで、高市首相も訪米しているのですが、米国側の要人は誰もいなく実に静かで寂しい歓迎風景で、これは如何に米国は中国を重視し、同盟国中最大の日本を軽視しているに他なりません。トランプ大統領の習主席への歓待ぶりには、相当の気遣いが伺え、上下関係的には明らかに習主席が上に見えます。これは中国の国力が相対的に上がり、経済、軍事、AIの分野においても米国に肉薄し、自信に満ち溢れている証左です。近い将来世界一の覇権国には米国、ロシアでもない中国がなるのではないか。日中、日米関係の将来を見てみると、日中関係は高市首相の台湾有事発言以来、冷え切ったままで習主席は頑なまで、高市発言の撤回を要求している。そして最近では高市首相を新型軍国主義者といって批判し続けており、日中間の溝は深いようで、そう簡単には埋まりそうにもない。一方日米関係もトランプ大統領は日本の財政が、GDPの2倍に当たる1200兆円の債務を抱えており、これが金融政策の足枷になって円安是正が進まないことに苛立ちを感じている。高市首相は米国、中国のニ大超大国相手に難しい舵取りを迫られています。国内問題では原油価格高騰による諸物価の上昇による、国民生活の困窮を如何にして乗り切るのか、外交、内政共に難問山積の高市内閣です。





