今年も残すところ二週間程になりました。毎年年末の今頃になると今年も一年が早終わるのかと、一年が随分短く感じられるようになるのは、一体何故なのでしょうか。それは現役時代の、辛くて、苦しい仕事や、退職後の母親の介護から完全に解放され、真の自由人となることが出来たことと、俗社会に身を置きながら一か月を過ごすのに必要なお金は、贅沢な生活をしなければ年金だけで過ごすことが出来、このように仕事、親の介護からくるストレスもなく、気楽な年金生活を日々送っていることが、相俟って時間の経過が早く感じられるようになるのではないかと思います。このような生活を今年も一年続けられたのは、健康に過ごせて周囲の人、妻、子供達にも迷惑をかけずに済んだからで本当に幸福で有り難い事です。これからもこのような生活を続けるには、当然ですが健康であることが大前提です。人間は加齢とともに体力は落ち、免疫力も低下し病気に罹患しやすくなります。男子の健康寿命「介護、介助なしで自力で生活出来る年齢のこと」は72歳で、平均寿命は81歳です。平均寿命と健康寿命の差が小さければ小さいほど、周囲の人、家族の負担を無くしたり、軽減する事ができます。男子の場合平均寿命と健康寿命の差は9年で、あくまで平均ですが、この9年間は不健康な状態を表しています。現在も多くの人が家族の介護、介助で大変な思いをされています。身近な例ですが私の母は69歳で、義理の父が68歳で脳卒中に倒れそれぞれ28年間、22年間の要介護生活を余儀なくされました。このような人を少しでも無くしていくことが大切で、これを実現するには健康寿命を伸ばし、平均寿命と健康寿命の差を出来るだけ小さくすることです。これが実現されれば医療費、介護費といった逼迫した社会保障財政が改善され、介護、介助する家族の心労、苦痛も軽減されます。私は健康寿命が最も大切だということを自覚していますので、健康寿命を目指して、毎日バランスのとれた食事、適度の運動、良質の睡眠に注意した生活と、年2回の血液検査を行っています。血液検査の結果は、食事には特に注意しているお陰か、医師も驚くほど良い結果が出ております。食事、睡眠、運動が功を奏しているのか、77歳になる今日まで病気らしい病気は一度もしておりません。しかし人間の身体の中のことはいくら医学が進んでも100%見通すことは出来ませんし、健康に最大の注意を払っても人間の病気のことを予測する事は難しいです。来年も周囲の人、妻、子供らに迷惑を掛けない、健康寿命を目指した生活を心掛けていきたいと思います。
今年1年も独断と偏見に満ちあふれた、つまらない文章ですが、お読み頂き有難うございました。
来年のことは分からないのですが、元気で過ごすことが出来れば書きたいと思っています。その時は是非お読みになって頂きたいと思っております。