3年目の俳句

鉢植えのビオラ黄色

俳句を始めて早くも3年目に入りました。今年2月運転免許更新に必要な認知機能検査を受けたのですが、幸いにも検査結果は合格で認知症の疑いはないとのことでしたので、句会も続けることにしました。しかし最近は加齢に伴う脳力(記憶力、集中力、注意力、判断力、視力)等の低下がみられるのか句会においてメンバーの皆様にときどき迷惑をかけることがあり、申し訳ないと思うことがあります。このような現象は相対的に体力と運動神経の衰えに起因するのでいはないかと考えられます。加齢から来るこのような現実からは避けられず、少なからず俳句作りにも悪影響を与えているのか、毎月悪戦苦闘しております。

文学において書き手と読み手が一堂に会して、句の良し悪しを決める、句会が行われるのは俳句だけです。詩、エッセー、小説は書き手と読み手に分かれています。俳句も詩、エッセー、小説のように自分は書かず読むだけの楽しみ方があっても良いのではないでしょうか。私の俳句の楽しみ方は自分で俳句を作るよりも、他の人の句を沢山読むことです。俳句は1句17文字に凝縮されて、17文字を読むだけで作者の心、人柄などが句に滲み出ており、正に世の中は十人十色で、世の中にはいろんな人がおられるものだと実感させられています。俳句はわずか17文字の世界ですが、この17文字には何十、何百文字を使って、やっと説明できる位の内容を含んでいる、魔法のような極小短詩です。

それでは手軽に俳句を読むにはどうすればよいでしょうか。一番良い方法は新聞の俳壇コーナーに掲載されている、新聞の読書から投稿された俳句を読むことがいいのではないかと思います。新聞は全国紙、地方紙も含め、全て俳壇コーナーを持っており、1紙平均4人の選者が1人10句選び1紙平均40句が毎週掲載されており、新聞は6紙ありますので、1週間に240句、1ヶ月だと960句が作られ各紙に掲載されています。私は2紙を購入していますが、後の4紙は図書館に行ったついでに見て帰ります。新聞に掲載されている俳句はどの新聞も、レベルは高いと思います。現代俳句のお手本のようで、笑いあり、涙ありの句もあり、楽しいいの一言につきます。最後に昭和、平成に活躍された俳句界最高峰の藤田湘子の有名な句と地方新聞の読者の句を掲載しておきます。

 

藤田湘子の句

愛されず/して沖遠く/泳ぐなり

 

地方新聞読者の句

わらび取り/母と競ひし/日の遠く