野菜作り

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ミニトマト7月下旬頃の成育状況

仕事を辞めて60歳過ぎから、現在までの10数年間ガーデニングを楽しんでいます。

この間にガーデニングにとって必要な事や、大切な事を勉強しました。それらは何かと言いますと、まず太陽光を十分に受けられる、風通しの良い環境、良質の土の三つ条件が揃うことが必要です。三つの条件がそろえば花が本来持っている100%以上の美しさで咲いてくれることが分かりました。太陽光と風通しは人為的に変えること出来ませんが、ガーデニングにとって大切な土については工夫次第で色々な配合の土を作ることができます。それで今年はガーデニングの経験を生かして野菜作りに挑戦してみたくなり、ミニトマト、大葉、しし唐の三種類の野菜を栽培することにしました。

ミニトマトはメーカーの違う苗をそれぞれ一つずつと、大葉、しし唐はそれぞれ一つずつをホームセンターで購入し、土と肥料は花つくりに用の物を使い、ミニトマトプランター、大葉、しし唐は植木鉢に植え、拙宅には幸いにも2階には比較的日当たり、風通しの良いベランダがありますのでそこに設置することにしました。それぞれの野菜が真夏に収穫するものですから、日常の水やりの管理が大変でこれはちょっとした肉体労働で、体力がないと出来ないことだなと思いながら、野菜の成長を糧にして育てました。何故花、野菜の水やりが大変なのかと言いますと、花、野菜用の水は風呂の残り湯を使っていますので、まず風呂の残り湯を全てバケツに移して、そしてバケツからジョウロに移して水やりを行っています。この作業が大変なのです。最初の頃は水道水を

使っていたのですが花が増えるたびに水道料金も増え特に夏場は通常の月の2倍位に

なり、大変だなと思っていたら丁度その頃市の水道局が渇水による水道水の節水の呼びかけもあり、それ以来風呂の残り湯を使えば節水になり、その上、水道料金の節約にもなり一挙両得になると思い風呂の残り湯を使い始めました。風呂の残り湯は洗濯にも

使用していますので我が家では風呂の残り湯は100%有効的に再利用していることになります。夏場の野菜は成長が著しく早く6月初旬に植えた苗は7月下旬には実をつけ

収穫期になり、お盆に娘家族が帰省したころは収穫の最盛期で、孫も嬉しそうにミニトマトを摘み、わたしは悦に入るのでした。三種類の野菜を栽培しての成果ですが、一番良かったのが大葉で我が家だけでは食べきれず、近所にお裾分け出来る位収穫出来ました。次に良かったのがミニトマトで、ミニトマトは苗の成長が早く脇芽とり、剪定が

上手く出来ず、伸び放題になり、花が咲き過ぎた結果、実は小振りのものが出来過ぎ

これは大いなる反省点です。実は小振りですが味の方は通常の大きさのものと比べ遜色なかったのが救いでした。あまり成績が良くなかったのがしし唐で収穫量も少なく、

辛いものもあり及第点には届かなかったようです。今年の野菜作りを費用対効果でみてみますと、大雑把な計算ですが費用(苗代、土代、肥料代)が2600円位、効果(収穫した野菜の価格はスーパーの店頭価格を参考にして作成)が4000円位で効果が費用を上回り1400円位の黒字になったようです。これに気を良くして、来年も元気に過ごすことができていれば、再度野菜作りに挑戦していこうと思っています。