自民党の総裁選挙に思う

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夏の花ベコニアです。

今回の自民党の総裁選挙は今までにはない話題と注目の多い選挙だと思います。

その一つが多様性を叫ばれている現在、いまだに日本の政治に進出する女性の

男性に対する低さにも拘わらず、事実上の総理大臣を選ぶ選挙に2人も立候補

されたことです。男性2人、女性2人で外交、内政問題等で総裁を目指して

政策をそれぞれに主張されています。4人の立候補者中、女性候補高市早苗

の主張されている政策が特に注目されます。それらについて私なりの見解を述べて

みたいと思います。その一つは外交問題で行き詰まりをみせている、北朝鮮に因る

拉致問題の解決については、総理になれば金正恩氏とありとあらゆる手段を使って

直接会談し、拉致問題を解決すると述べられています。二つ目は財政問題で2%

物価上昇するまではプライマリーバランス基礎的財政収支)の黒字化を凍結して

コロナ過で疲弊した経済を立て直すために機動的に国債を発行、積極的な財政政策

を主張されている。この高市早苗氏の財政論はMMT(Modern Monetary Theory)

現代貨幣理論を支持されているように思われます。

三つ目は靖国神社参拝参拝問題ですが、高市早苗氏以外の3人の総裁候補者は総理

在職中は参拝しないと明言されていますが、高市早苗氏はきっぱりと参拝しますと

宣言されています。高市早苗氏はこの他にも尊敬する政治家に英国のサッチャー首相

の名前を挙げて、サッチャー首相のような政治家を目指したいとも語っています。

サッチャー首相と言えば、鉄の宰相、フォークランド紛争(英国とアルゼンチンとの

領有権争い)の勝利指揮官としても有名です。今回の自民党の総裁選挙の高市早苗氏の

当確予想は難しいが、だめなら次回選挙に更にパワーアップして日本のサッチャー首相を目指して欲しいと思います。高市早苗氏は日本における保守右派の代表的な政治家に

なれる可能性を秘めていると思います。今回4人の候補者全員が外交政策には安倍元首相の力を借りたいような発言をされているのが気掛かりで、二元外交にならないように

注意が必要である。日本の政治家に望みたいことは派閥レベルの政治理念でなく、

国家、国民の為に高い政治理念の展開を出来る政治家の登場を期待したい。