DO IT YOURSELF(自分でやりなさい)

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今月植えましたマーガレットです。

築50年近くになる我が家ですが、最近老朽化が進み、あちこちに不具合が生じその都度対応に追われています。壁の塗装の剥がれ、ひび割れ、モルタルの欠損などでこれらは時間の経過とともに現れる現象です。これらは防ぎようがありませんので定期的にメンテナンスする必要があります。一昨年、壁の塗装とモルタルの剥がれ、ひび割れが目立ってきたため塗装する事にしました。補修用材料の塗料、コーキング剤(壁のひび割れの補修に使用)、パテ(モルタルの欠損部の補修に使用)、刷毛などはホームセンターで安く入手する事が出来ます。おおよそ一か月掛けて壁のひび割れ、モルタルの欠損部の補修をしながら塗装をしていきました。これは真にDO IT YOURSELFです。このことは特別な事ではなく欧米などでは極普通にどこの家庭でも行われています。汚れて、傷んだ壁に塗料を塗っていくことによって綺麗になるのを確認しながら作業を進めるのは何とも言えない爽快感です。塗装も無事に終わりこれで一安心かと思っていたら、数年前から気にはなっていたことですが屋根瓦の小さな破片がベランダに落ちていた事です。今年に入って今までに見たことのない、親指大位の破片がに落ちていたのでこれはいけないと思い、屋根の点検をしたところいくつもの瓦が傷んでいるのが分かりました。私は瓦を扱った経験が無く、自分で補修する事が出来ないので業者に見てもらう事にしました。瓦を全部葺き替えれば更に50~60年はもちますのでそれが理想かも知れませんが、この家には子供達は帰って来て住むことはありません。私と家内の二人が残された人生を過ごすだけですので50年以上も、もつ必要はないのです。業者の方に後10~20年位もつような修理の方法はないかと尋ねてみると、最も悪い瓦は交換で、補修して再利用出来るものは使う方法だとコストも安くなり、10~20年位は十分持ちますとの説明だったのでその方法でやってもらう事にしました。私も家内もこの家で出来るだけ頑張り、子供達の世話にはならず、理想は家が朽ちるのと寿命が尽きるのが同時期位なることです。私と家内どちらが長生きするか、このテーマはについてはよく話しています。女性の平均寿命は男性に比べ、6歳程長寿ですので家内の方が長生きするのは間違いないでしょう。幸い家内は子供達から大切にされており、私が先に逝き家内一人になれば面倒をみてあげると頼もしい事を言ってくれているので安心です。後は私が家内、子供達の世話にならずに、この住み慣れた家で健康寿命を全うすることです。人生の最終章を理想のシナリオ通りになるよう一日一日を大切に過ごそうと思っています。