ロシアの大統領、日本の総理大臣

昨年12月植えましたスミレです。

まずは絶対にあり得ない話ですが、もしもロシアの大統領と日本の総理大臣どちらか好きな方の責任者になれる夢のような話が舞い込んで来たらどうしますか。私なら即座に迷うことなくロシアの大統領になる方に手を上げます。私は廉がね日本の政治の舵取りは世界一難しいと思っているからです。日本はエネルギー資源、鉱物資源といった天然資源は100%輸入で、食料品は62%が輸入です。原材料を世界中から輸入して、自動車、電気製品、機械製品を生産して世界中に輸出して、得られた利益で日本の経済は成り立っています。日本の経済は世界が平和であることが、大前提であることは言うまでもありません。日本は世界中の全ての国々と友好的な関係を維持しなければなりません。しかし強権大国中国とは領土、人権問題、強権大国ロシアとは領土問題、強権国北朝鮮とは拉致、ミサイル、核問題、韓国とは領土、慰安婦、徴用工問題を抱えており、どれも抜き差しならぬ案件ばかりです。これらの問題は誰が総理大臣になっても解決は難しいようです。日本にはもう一つ大きな経済問題も抱えております。財政赤字がGDPの2.3倍の1200兆円に膨れ上がっておりこれはダントツの世界一の借金大国になっています。この財政赤字をどうやって減らしていくか、これも頭の痛い問題です。日本のこれらの事情に比べロシアは広大な国土から豊富な天然資源が得られ、更に小麦の生産に適した、肥沃で広大な農地にも恵まれています。天然資源、食料品自国消費分を除いた余剰分は輸出する事が出来、巨額の収入が得られます。このお金を自国産業に投資する事によって経済は発展し、国民は豊かになり、ロシアの持つポテンシャルの高さは、世界が羨む桃源郷のような国家を目指すことも決して不可能ではないと思います。平和で豊かな民主国家になれば、周辺の国々もロシアの同盟国入りを希望するのではないでしょうか。このようにロシアの今の政治、経済を改めることによって世界一豊かな国家になることも夢物語ではないと思います。以上が最初に申し上げた日本の総理大臣よりもロシアの大統領に成りたいと言った根拠です。

追記

ロシアの一人の思慮浅い暴君より始まったウクライナに対する侵略戦争は世界の西側民主主義国家を結束させ、ロシアに戦争の代償払わす強力な経済制裁と、巨額の軍事支援を西側各国が発表しています。この戦争の結末は、ロシアが戦場になっていないので表面的には変化は見られませんが、西側の強力な経済制裁の効果が効き始めると、ロシア経済は未曾有の大打撃を受けることになるでしょう。桃源郷の世界から一転して修羅場になるかも、しれないと頭の中を過ります。